冬の味覚を春にも楽しんでもらう取り組み 県内108の飲食店で「ひろしま春の牡蠣まつり」開催
冬の味覚、カキを”春”にも楽しんでもらおうという取り組みです。県内100以上の飲食店で、8日からカキ料理の提供期間を延長する「春の牡蠣まつり」が開かれます。
泡状にしたアサリのだしとレモンのソースで味付けたカキに…。
鉄板で調理した、ほうれん草とカキのバター焼き…。
JR広島駅西側の飲食店街「エキニシ」で提供されているカキを使った料理です。
エキニシなどを中心に、8日から始まるのが「ひろしま春の牡蠣まつり」。冬の味覚のイメージが強いカキ料理の提供期間を延ばし、春にも楽しんでもらおうというものです。
生産者などによると、カキの栄養価が最も高まるのは2月から4月。今シーズンは海水温の上昇などでカキの実入りが遅く、カキ祭りを中止する地域もありましたが、今は回復傾向だといいます。
■牡蠣食う研 山根尚子 研究員
「だんだんもう今の時期は実が入ってきた美味しいカキがたくさん出回ってまして、冬終わったからもうカキ食べないってのはもったいないなということで、ぜひ召し上がっていただきたいと思ってます」
「ひろしま春の牡蠣まつり」は、あす(8日)から4月14日まで、県内108の飲食店で開かれます。
(2024年3月7日放送)