【ガストロノミーツアー】広島のおいしいもの発信 ブランド牛や日本酒を楽しむ
食文化を楽しむことを目的にした旅行「ガストロノミーツアー」が1日、広島県北部で開かれました。訪れたのは酒蔵や農場。参加者はブランド牛や日本酒を楽しみました。
三次市の酒蔵に到着した一台のバス。ツアーに参加したのは、食に関わる仕事やメディアの関係者ら8人です。日本酒を作る工程を見学し、生産者の説明に耳を傾けます。20年前に仕込んだ純米大吟醸を楽しみました。
■男性参加者
「めちゃくちゃ透明な味がする」
県が広島の食の魅力を発信しようと今年から始めた「ガストロノミーツアー」。1日は、県北の生産者などをめぐり、山の恵みを堪能します。
■日本酒講座
「これ於多福(おたふく)の9代目ラベルです」
移動中も広島の魅力の発信は続きます。日本酒講座が開かれました。
里山の暮らしを再現した施設で特別にふるまわれたランチでは、G7サミットでも提供された広島のブランド牛「比婆牛」のステーキを堪能しました。今回のツアーでは、産地に足を運び、生産者の話を聞く「体験」を通じ、食材の魅力をより強く印象づける狙いです。
■地方創生プロデューサー 川原卓巳さん
「こんなにもバリエーションがあって、こだわりを持っている方がいらっしゃるというのはうれしい発見でした」
ツアーは、瀬戸内の海の恵みをめぐるコースもあり、翌週にかけてあわせて4回開かれます。
《2024年3月1日放送》