広島を創業の地とするカルビー 6月末に新工場の建物が完成 広島
広島を創業の地とするカルビーで、今月末に新工場の建物が完成します。きょう、ひと足早くその内部が公開されました。
広島市佐伯区のカルビーの新工場は国内最大級のおよそ10万平方メートルの敷地に建ちます。
「まだほとんど設備は入っていませんが、ここで野菜スナックが作られ、全国の皆さんに届けられます」
設備投資はおよそ520憶円。生産ラインの自動化を進めるための最新鋭の設備も来月から入り、主力商品のポテトチップスの生産能力は今の工場の1.5倍となります。
■カルビー 大野憲一 執行役員
「需要に対して供給が追い付かないという局面が時期によってはある。そういった局面をなんとか解消したい。創業の地である広島に大きな工場をつくろう」
また、新たな施設ではジャガイモの皮などを発酵させてできたメタンガスをボイラーの燃料にするなど、環境にも配慮します。新工場は来年1月から稼働する予定で、売り上げにして年間およそ280憶円分の生産を見込んでいます。
【2024年6月18日 放送】