三原市産業廃棄物処分場の控訴審 県「設置許可は問題ない」
三原市などの住民が産業廃棄物処分場の設置許可の取り消しを求めた裁判の控訴審で、県は「設置の許可は問題ない」と主張しました。
裁判は、三原市の産業廃棄物処分場に水質汚染の恐れがあるとして、地元住民が県に対し設置許可の取り消しを求めているものです。
広島地裁は2023年、県が出した設置許可の取り消しを命じ、県が控訴していました。
住民側は先月の水質調査で、基準値以上の汚れが検出されたことを受け、13日、控訴を断念するよう県に要望しました。
15日の裁判で県は、「調査は適正に実施されており、処分場の許可は問題ない。現状の問題については適切に改善等の指導をしている」と主張しました。
【2024年11月15日 放送】
最終更新日:2024年11月15日 19:51