原爆養護ホームに旬の野菜を贈呈 広島市
寒い冬を元気に乗り越えてもらおうと、18日、青果の仲卸業者が広島市の原爆養護ホームに旬の野菜などを贈りました。
広島市安芸区の原爆養護ホーム「矢野おりづる園」を訪れたのは、青果の仲卸業者でつくる組合の代表者です。
1年で最も昼の時間が短い「冬至」を前に、カボチャ20キロとユズ10キロを贈りました。
組合長の住田さんは父親を原爆症で亡くしており、被爆者が元気に過ごせるようにと、4年前から夏と冬に旬の野菜などを贈っています。
■東部広島青果卸売組合 住田郁生組合長
「冬を乗り切ってもらって新しい新年を迎えてもらうために、(被爆者に)少しでも長生きしてもらいたいという思いから続けてきております」
カボチャは施設で調理され、ユズは冬至の日にユズ湯にして楽しむということです。
【2023年12月18日放送】