カープ日南秋季キャンプ 初日から紅白戦でドラ1同士がアピール
カープは6日から、宮崎県日南市で秋季キャンプを行い、いきなりの紅白戦で、ドラ1同士がアピールしました。
「おはようございます」
午前9時、温暖な気候のもと幕を開けた秋季キャンプ。
若手中心のメンバーとなったキャンプのテーマは「個々のレベルアップ」。
指揮官は実戦形式を中心としたメニューで若手の底上げを図ります。
■新井監督
「結果だけを見ずに各選手が取り組みたいところにどれだけ取り組めているかを評価していきたい」「彼らにとっては来シーズン始まっていますので、 このキャンプの過ごし方が来シーズンにとってすごく大切だと思う。その辺も伝えていますので全員どんどんアピールしてもらいたい。」
熱気が帯びていたのはブルペン。
今シーズン1軍登板がなかった高橋昂也ら8人が入りました。
5日に日南入りした黒田博樹球団アドバイザーは、ルーキーイヤーを終えた河野へ熱のこもった指導をすると、新井監督は打席に入り打者目線で助言を送りました。
■河野佳
「(黒田さんには)ツーシームの握りを教えてもらって、紅白戦で試していったら良いんではないかと言ってもらった」
紅白戦でマウンドへ上がったのは、おととしのドラフト1位黒原。
6つの三振を奪い、与えたフォアボールは0。
5回を1失点にまとます。
一方、斉藤は、最速152キロのストレートを中心に、3回を投げ1安打1失点。
収穫と課題を口にしました。
■斉藤優汰
「ここ最近だと一番まっすぐの感じがよかったが、変化球とかは精度が足りないが、課題が見つかったのでいい登板になった。」
打ってはケガから復帰の田村が見せます。
第3打席で初球を捉えた当たりは、ライトオーバーの2ベース。
スタンドを沸かしました。
若手の底上げを目指す鍛錬の秋は初日からアピール合戦となりました。
【2023年11月6日放送】