90歳の花咲かじいさん 人里離れた山奥に桜の庭園【徳島】
神山町の人里離れた山奥で、自宅の庭に桜の木を植え続けている御年90歳の男性がいます。
見ごろを迎えた庭園を取材しました。
撮影したのは4月2日です。
大江実結記者
「こんにちは」
神山町に入ってすぐ、おばあちゃんと出会いました。
「91(歳)こんど2になる」
「めっちゃもうお元気そうに見えますけど」
「ようおっしゃるわ」
おばあちゃんは病院に行く途中。
「来年も再来年もそのまた次の年も桜見えるんとちゃいますか?」
「まあどうかなあ」
おばあちゃん、いつまでもお元気で。桜の花がエールを送ります。
この「神山枝垂さくら街道」を通り、約10キロ離れた山里に私達の目指す場所があります。
大江記者
「ここは神山町上分桜の里鹿花遊庭です。鹿も見とれるほどの美しい桜の庭園です」
この庭園を造ったのは谷口憲幸さん90歳。
桜を植え始めたきっかけは長年連れ添った妻との別れ。
谷口憲幸さん
「一人になったら話相手がないけんやっぱり寂しいけんなんかしよったら紛れて」
谷口さんは一人で、4年前から自宅の庭に桜の木を植え続けています。
昔は土木工事の職人でした。
90歳になった今も自由自在にショベルカーを操作して桜の木を植えていきます。
大江記者
「谷口さんに鹿花遊庭のおすすめビューポイントを聞きました。
この急な登り坂を上った先に一つめのポイントがあるそうです」
「わぁ~、3本のシダレザクラの花びらが降り注いできます。
このベンチも谷口さんの手作りですきれいですね~」
「さらにこの茶畑のある斜面を上っていくと、2つめのビューポイントがここにも
谷口さんの手作りベンチがあります。奥様への愛情が詰まった思い出桜満開です」
谷口憲幸さん
「この前は徳島の方から来てくれたけど、前は東京からも来てくれたでよ
そんな人やとは話もしたことないのにな、話もできるでやっぱり一人でおるんよりかは
皆が来てくれて桜も見たり話もしたり、両方できるけん寂しいことはない」
「8000㎡の庭園では約70本の桜が見ごろを迎えている」
流れる季節の中で桜咲く季節は短いけれど、桜のつぼみは新しい春へと続きます。
大切なこの場所でまたあなたと出会えたら。
見ごろを迎えた庭園を取材しました。
撮影したのは4月2日です。
大江実結記者
「こんにちは」
神山町に入ってすぐ、おばあちゃんと出会いました。
「91(歳)こんど2になる」
「めっちゃもうお元気そうに見えますけど」
「ようおっしゃるわ」
おばあちゃんは病院に行く途中。
「来年も再来年もそのまた次の年も桜見えるんとちゃいますか?」
「まあどうかなあ」
おばあちゃん、いつまでもお元気で。桜の花がエールを送ります。
この「神山枝垂さくら街道」を通り、約10キロ離れた山里に私達の目指す場所があります。
大江記者
「ここは神山町上分桜の里鹿花遊庭です。鹿も見とれるほどの美しい桜の庭園です」
この庭園を造ったのは谷口憲幸さん90歳。
桜を植え始めたきっかけは長年連れ添った妻との別れ。
谷口憲幸さん
「一人になったら話相手がないけんやっぱり寂しいけんなんかしよったら紛れて」
谷口さんは一人で、4年前から自宅の庭に桜の木を植え続けています。
昔は土木工事の職人でした。
90歳になった今も自由自在にショベルカーを操作して桜の木を植えていきます。
大江記者
「谷口さんに鹿花遊庭のおすすめビューポイントを聞きました。
この急な登り坂を上った先に一つめのポイントがあるそうです」
「わぁ~、3本のシダレザクラの花びらが降り注いできます。
このベンチも谷口さんの手作りですきれいですね~」
「さらにこの茶畑のある斜面を上っていくと、2つめのビューポイントがここにも
谷口さんの手作りベンチがあります。奥様への愛情が詰まった思い出桜満開です」
谷口憲幸さん
「この前は徳島の方から来てくれたけど、前は東京からも来てくれたでよ
そんな人やとは話もしたことないのにな、話もできるでやっぱり一人でおるんよりかは
皆が来てくれて桜も見たり話もしたり、両方できるけん寂しいことはない」
「8000㎡の庭園では約70本の桜が見ごろを迎えている」
流れる季節の中で桜咲く季節は短いけれど、桜のつぼみは新しい春へと続きます。
大切なこの場所でまたあなたと出会えたら。