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銃撃事件でFBI、トランプ氏に聴取要請 被害者として

2024年7月27日 7:28
銃撃事件でFBI、トランプ氏に聴取要請 被害者として
ペンシルベニア州での演説中に銃撃を受けたトランプ氏(2024年7月13日)

アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件で、FBI=連邦捜査局が、トランプ氏に被害者としての聴取を要請していることがわかりました。

トランプ前大統領の銃撃事件で、CNNは26日、アメリカ政府関係者の話として、FBIがトランプ氏に対し被害者としての証言を得るために聴取を要請していると報じました。通常捜査の一環だとしています。

事件をめぐっては、FBIのレイ長官が24日に開かれた連邦議会下院の公聴会で、「トランプ氏の耳に当たったのが銃弾なのか破片なのかには疑問が残る」と証言したということです。

これに対し、トランプ氏は、自身のSNSで、「耳に当たったのは銃弾だ。ガラスでも破片でもない」「かつて名声を誇ったFBIが信頼を失ったのも当然だ」と反発していました。

こうした中、FBIは、26日の声明で、「トランプ前大統領の耳を直撃したのは容疑者のライフルから発射された弾丸だ」と述べました。

一方、トランプ氏は、後日、事件現場となったペンシルベニア州バトラーを訪れ、犠牲者の追悼集会を開くと26日に発表しました。