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親子連れで訪れる市民へのサービス向上を 徳島市役所で窓口業務担当職員に研修会【徳島】

2024年7月18日 17:00
親子連れで訪れる市民へのサービス向上を 徳島市役所で窓口業務担当職員に研修会【徳島】
赤ちゃんをあやしながら書類を書いているのは、徳島市役所の職員です。

市役所に子どもを連れて訪れる親の大変さを職員に知ってもらい、サービスの向上につなげようと、7月18日、徳島市役所で親子連れ自身を講師とした研修会が開かれました。

徳島市が実施したもので、窓口業務を担当する職員23人が参加しました。

講師を務めたのは、NPO法人ママの働き方応援隊に所属するお母さんと1歳未満から4歳の小さな子ども6組です。

「怖い、怖い。いつもこんな感じじゃない、人がいるところをかき分けていかなあかんので」

参加者はベビーカーを押しながらドアを開けたり、抱っこ紐をつけ子どもを連れて行動する大変さを実感していました。

(参加した職員)
「どう対応したらいいかな、どういう風にあやしたらいいかなっていうのが分からなくて、戸惑う部分がありました」
「市民の方が来たときに、注意してみようかなと再認識できた」

(NPO法人ママの働き方応援隊 惣田麻末さん)
「抱っこ紐をしたときに寄り添いながらしたときも、みなさん字は書けてるんですけど、いつもよりスピードは遅かっただろうし、積極的に困っているお母さんとか、子どもが『わ~』ってなっているお母さんにちょっと声を掛けてくれるとか、そうしてもらえるとすごくあったかい社会・地域になるんじゃないかなと思います」

このあと、窓口でどんな対応をすべきか、みなで意見を出し合いました。

職員らは、親子連れへの対応に理解を深めている様子でした。

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