ジェンダー問題について著作を持つ作家が講演　DVの原因にもなる「ジェンダーバイアス」のない社会実現を【徳島】

ジェンダー問題についての著作を持つ作家・アルテイシアさんが、11月20日に徳島市で講演を行いました。

（作家 アルテイシアさん）
「メイクとか脱毛とかしたい女子はすればいいし、したくない女子はしなくていい。それは男子も同じ。つまり、男・女はこうするべきだとか、これをするなとか言われない社会。皆が自由に好きなものを選べる社会にしましょう」

この講演会は、DV被害者の支援などを行う徳島県女性保護協議会が開きました。

アルテイシアさんは講演の中で、DVの原因にもなる「ジェンダーバイアス」について、話しました。

（作家 アルテイシアさん）
「女の子がお片付けしたりすると『さすが女の子だね』とか言いますけど。女は気遣いできて当たり前という圧・プレッシャー。男は気遣いできなくても仕方ないという言い訳が含まれている言葉だと思います」

アルテイシアさんは、「DVやセクハラは無自覚な人がしてしまいがち。感覚をアップデートしなければならない」と話し、「ジェンダーバイアス」のない社会の実現を訴えました。