×

「阿南での練習を胸に甲子園で日本一に」日本航空高校石川野球部が春の選抜前の阿南合宿終了【徳島】

2025年3月7日 22:19
「阿南での練習を胸に甲子園で日本一に」日本航空高校石川野球部が春の選抜前の阿南合宿終了【徳島】
3月18日に開幕する春のセンバツ高校野球大会に出場する日本航空高校石川野球部が、3月1日から徳島県の「野球のまち」阿南市で行っていた合宿を6日に終えました。

2年連続3回目の合宿、2024年に続いて能登半島地震の被災地からの出場チームの合宿に、地元住民らはチームの活躍を願い送り出しました。



徳島県阿南市桑野町の「JAアグリあなんスタジアム」に響いた、力強く明るい声。

6日午前、日本航空高校石川野球部は合宿の締めに紅白戦を行いました。

1日に阿南にやってきた日本航空高校石川の野球部は、歓迎セレモニーでは地元の阿波踊り連と一緒に踊りの輪を作るなどし、合宿のスタートを切りました。

しかし翌日からは雨にたたられ、予定されていた徳島県内の高校との練習試合は全て中止、室内練習場での練習を繰り返す毎日でした。

そして合宿最終日。

やっと顔を出した太陽のもと、紅白戦を実施。

エネルギーを弾けさせるように、試合に取り組んでいました。

紅白戦後は、球場に感謝するかのように掃除を行いました。

(日本航空高校石川野球部 長井孝誠選手(2年))
「阿南の人たちには今回こうやってサポートしてもらったので、結果で恩返ししたい気持ちと、石川県の人たちには被災された人もまだまだいるので、そういった人たちに勇気というか、そういった面を見せたい」

出発前、岩佐義弘阿南市長からチームに応援の横断幕が贈られました。

(日本航空高校石川野球部 山河清流副主将(2年))
「この阿南で培った練習を胸に、甲子園では日本一になれるようがんばってきたいと思います。ありがとうございました」

いよいよ出発のとき、部員たちには合宿を終えた充実感と、甲子園へ向けた決意がみなぎっていました。

見送る地元住民らからエールを受け出発した日本航空高校石川野球部、7日に行われた組み合わせ抽選会の結果、大会6日目、3月23日に北海道の東海大札幌と対戦する予定です。

最終更新日:2025年3月7日 22:19

ニュース

ニュース