徳島県三好市東祖谷中上の標高約700mに位置する約4ヘクタールの「福寿草園」では、春の訪れを告げるフクジュソウ（福寿草）が見ごろを迎えています。

フクジュソウは、キンポウゲ科の多年草で黄色の可憐な花が特徴です。

この「福寿草園」は、群生するフクジュソウを大切に引き継いでいこうと、地元住民による「中上地区福寿草を守る会」が管理しています。

中上地区は東向きで、夏は涼しく、冬は日当たりがいいためフクジュソウが群生するには最適の場所となっており、園内では柔らかな日差しをいっぱいに浴びて、フクジュソウが鮮やかで可憐な花を広げています。

中上地区福寿草を守る会によりますと、2025年は2月下旬の寒波の影響で例年より3週間ほど開花が遅く、見ごろは3月いっぱいまで続くということです。