【新発見】「あなただけが頼りです」信長からの手紙 室町幕府滅亡の前年に工作を依頼
織田信長から細川藤孝への書状
書状が出されたと推定されるのは1572年8月15日。将軍・足利義昭の側近と対立していた信長は、書状の中で義昭の側近の藤孝が帷子2着を贈ったことにお礼を伝えています。さらに。
■熊本大学永青文庫研究センター長 稲葉継陽教授(書状の内容を読み上げ)
「今こそ大事な時です。誰であっても信長に忠節してくれるのであれば、藤孝が味方に引き入れてください」
畿内にいる領主を自分の味方に引き入れるよう工作を依頼しています。翌年、信長は義昭を京から追放し、室町幕府は滅亡しました。
永青文庫から見つかった信長の書状はこれが60通目で、藤孝に宛てたものの中ではもっとも古いということです。
熊本大学永青文庫研究センター長の稲葉継陽教授は、「室町幕府滅亡の1年前には将軍の側近と信長との対立が深まっていたことや、将軍の側近の中で細川藤孝だけが信長と通じていて、幕府滅亡のキーマンだったことがわかる」と話しています。
永青文庫は10月5日から東京で展示会を開き、この書状を含む信長の手紙60通を公開します。
■熊本大学永青文庫研究センター長 稲葉継陽教授(書状の内容を読み上げ)
「今こそ大事な時です。誰であっても信長に忠節してくれるのであれば、藤孝が味方に引き入れてください」
畿内にいる領主を自分の味方に引き入れるよう工作を依頼しています。翌年、信長は義昭を京から追放し、室町幕府は滅亡しました。
永青文庫から見つかった信長の書状はこれが60通目で、藤孝に宛てたものの中ではもっとも古いということです。
熊本大学永青文庫研究センター長の稲葉継陽教授は、「室町幕府滅亡の1年前には将軍の側近と信長との対立が深まっていたことや、将軍の側近の中で細川藤孝だけが信長と通じていて、幕府滅亡のキーマンだったことがわかる」と話しています。
永青文庫は10月5日から東京で展示会を開き、この書状を含む信長の手紙60通を公開します。
最終更新日:2024年9月9日 19:16