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人吉城の改修工事で三日月模様の石 700年間治めた相良氏にちなんだ「三日月詣」

2024年2月13日 12:20
人吉城の改修工事で三日月模様の石 700年間治めた相良氏にちなんだ「三日月詣」

人吉市で13日、鎌倉時代から明治維新までの間、人吉球磨地方を治めていた相良氏にちなんだ神事、「三日月詣」が行われました。

三日月詣は、相良氏の初代城主が太陰暦の正月3日に人吉城の改修工事を始めた際、三日月模様の入った石が見つかったことから太陰暦の正月三日を祝っていたことにちなみ、人吉球磨観光地域づくり協議会が、地域がひとつになれるイベントを目指し、神社や寺の協力を得て3年前から始めました。

12日は、人吉市が保管している三日月石が人吉城址に建つ相良護国神社に届けられ、神職がおはらいをし、この催しに参加する寺の住職が護摩木を火にくべ、お経をあげました。

18日まで行われるイベントでは、参加する各宗派の寺で座禅や写経、ヨガなどの体験が行われます。