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台湾企業と活発な交流 半導体関連に熱視線「くまもと産業復興エキスポ」閉幕

2024年2月29日 19:17
台湾企業と活発な交流 半導体関連に熱視線「くまもと産業復興エキスポ」閉幕
28日と29日の2日間、益城町のグランメッセ熊本で開催された「くまもと産業復興エキスポ」。台湾と日本の企業の活発な交流がありました。
くまもと産業復興エキスポは、半導体産業の集積で活気づく熊本を国の内外に発信しようと初めて開催されました。TSMC工場を運営するJASMに製造機械が採用されている台湾企業のブースには、国内でのビジネスをサポートする日本企業が訪れ、今後のビジョンなどを確認していました。
■SEMISERVE 吉田富徳社長
「TSMCは半導体関連のやはりトップのメーカー。そういう企業をしっかりサポートしていくというのは熊本にとってはとても大事だと思う」

大分を拠点に半導体装置の部品を製造している企業は、台湾企業と手を組んでいます。
■進期テクノロジー(台湾) 劉晴子営業部次長
「お互いに日本と台湾の情報を交流して、何かありましたら」
■長尾製作所 長尾一生社長
「大分は熊本の隣県ですし、中九州自動車道がつながれば2時間で行ける。大分県にも熱が少しずつ伝わっていくのを期待している」

また商談会には、熊本の企業に仕事を発注したいと考えている県外企業22社と、販路拡大を狙う県内企業47社が参加しました。

多くの人でにぎわった2日間。半導体関連事業は今後、より一層の盛り上がりをみせそうです。