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「警報レベル」間近…2019年1月以来 インフルエンザが猛威

2023年11月27日 20:23
「警報レベル」間近…2019年1月以来 インフルエンザが猛威

熊本県内でもインフルエンザが猛威を振るっています。コロナ禍の去年までは落ち着いていましたが、今年は増加が続き、警報レベルに迫っていることが分りました。

熊本県によりますと、11月13日から19日まで県内の80か所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は2176人で、前の週から563人増加しました。

1定点あたりの患者は27.2人となり、警報レベルの基準30人に迫っています。
警報レベルに達すると2019年1月以来となります。

保健所別では、菊池が1定点あたり49.13人。有明が44.38人。宇城が32人などとなっています。(熊本市24.24)
また先週発表された県内の学校の休校は1校、学級閉鎖は20校の21クラスで、先週の学校での患者数は2039人で、前の週から911人増加しています。

県では、「ここ数年インフルエンザの大きな流行が見られなかったが、今シーズンはコロナ前に比べて感染拡大の時期が早まっている」と、話しています。