入賞作品は?優しいタッチの絵とあたたかい言葉 夫婦の絵手紙コンクール
「いい夫婦の日」の11月22日、菊池市で、毎年恒例となっている「夫婦の絵手紙コンクール」の入賞者が表彰されました。
「二人なら 不苦労」(フクロウの手紙)、「残りの人生支え合って生きていこうね」(残りの人生…の手紙)。優しいタッチの絵に添えられた、あたたかい言葉。菊池市で展示されているのは全国から集まった夫婦の絵手紙コンクールの応募作品135点です。
菊池市の地名「隈府」(わいふ)と、英語で妻を意味する「wife」から、「妻を大切にするまち」として毎年開かれています。
「いい夫婦の日」の22日に開かれた表彰式には、入賞した6組が集まりました。
最優秀賞に輝いたのは福岡県大牟田市の岩本しんじさん(68)。妻のみや子さん(73)とともにハンバーガーをほおばる絵が描かれた絵手紙です。添えられた言葉は「年金日、ちょっとワクワク、ジジとババ。二人なら小さな楽しみ倍になる」。
■最優秀賞 岩本しんじさん
「大牟田市のシッピングセンターにハンバーガー屋さんがあって、そこで年金支給日だけリッチな食べ物じゃないけど、ハンバーガーを二人で食べるというのが楽しみで」
菊陽町の中村直子さんは、さまざまな形や色の野菜を人生になぞらえて応募した作品が優秀賞に。「人生いろいろ。味もいろいろ。仲良しのひけつは感謝のことば」。
■優秀賞 中村直子さん
「野菜もいろいろ、人生もいろいろ、味もいろいろですよね。日々の生活の中で、ありがとうとか感謝の言葉も大事だなといつも思っている」
応募作品は、12月20日まで菊池市中央公民館に展示され、その後、来年1月10日まで菊池観光交流館で展示されます。