「海上保安庁の仕事って？」就職の選択肢の1つへ 公務員9団体と高校生が交流会

高校生に公務員の仕事について知ってもらおうと、熊本市で交流会が開かれました。
県雇用環境整備協会が開いた交流会。参加したのは公務員を志望する高校2年生です。

■熊本工業高・2年生
「僕は地元で働きたいので、熊本市と県庁にこの2つは（話を聞きに）行きたい」

ステージでは熊本県警や熊本県など9つの団体が仕事を紹介。認知度を高め人材の確保につなげたいとやりがいなどをアピールしました。

■熊本海上保安部・担当者
「海上保安庁ってこういうことをやってるんだってことを知っていただいて、将来の選択肢のひとつ周りの人に普及してもらえると大変助かります」

このあと高校生たちはそれぞれの働き方などについて質問しました。

■高校生
「寮の生活って実際どんな感じですか」
■男性隊員
「男子は男子、女子は女子で分かれます」
■女性隊員
「女性量はみんな仲良いので、過ごしやすいです」

現場で活躍する生の声に熱心に耳を傾けた高校生たち。貴重な機会になったようです。

■千原台高・2年生
「普段知ることができないことを今回知ることができ良かった。自衛官の話を聞いて人のためになる仕事をしたいと思いました」

一方で、TSMCの進出をきっかけに民間企業への就職を検討する生徒も増えています。

■熊本工業高校 進路指導部・豊永大宗教諭
「民間はTSMCを中心に給与が上がっている。給与面については魅力的。公務員の場合は安定してというところでどちらを優先させるか生徒たちは考えながら進路を決めていると思う」