「踏切の仕組みを初めて知った」踏切事故を防げ JR九州が安全講習 交通指導員ら参加
菊陽町役場で開かれた講習会には、菊陽町と大津町の職員や交通指導員ら約20人が参加しました。講習では、県警やJR九州の職員が、踏切を渡る時の注意点などを実際の事故の映像を交えて説明しました。その後、屋外で模擬踏切を使い、車が踏切内に立ち往生したときの脱出訓練や、発煙筒の付け方などを実演しました。
■参加者
「遮断機がななめに上がるのを初めて知りました。緊急の場合は、ななめに押し上げる。その時できるかはあれだけど、知識として持っておけるように頑張ります」
■JR九州熊本工務所 浜津正弘助役
「踏切の仕組みを知らない方が多い思う。今回の反応を見ると、しっかり覚えてもらえた。これをいろいろな人に広めてもらえたら」
JR九州によりますと、熊本県内での踏切事故は2022年から2023年にかけて倍増しているということで、今後も啓発活動を続けて事故をなくしたいとしています。