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【非常用持ち出し袋】子どもに寄り添った中身を 学童保育支援員対象のワークショップ

2023年10月25日 18:14
【非常用持ち出し袋】子どもに寄り添った中身を 学童保育支援員対象のワークショップ

2020年の熊本豪雨で被災した人吉市で学童保育の支援員を対象にしたワークショップが開かれました。テーマは「非常用持ち出し袋」などの災害への備えです。

24日に人吉市で開かれたのは学童保育の防災対策について考えるワークショップ。
県内の小学校で活動する学童保育の支援員や災害時に子どもたちの支援に取り組むNGO団体「セーブ・ザ・チルドレン」など約50人が参加しました。参加者はグループに分かれ、学校の児童クラブで準備している非常用持ち出し袋の中身について話し合いました。

■参加者
「子どもが遊べる道具。かさばるんですけど人数分あったらいいのかなと話が出ました」
「持ち出し袋の中はそれぞれの地域学校だったり周りの施設などの連携で中身を決めると思うんですけど、それによって内容が変わっていくのかなと思いました」
「トランプとかウノとかほかにもありますか?」
「折り紙 そうですね」
「夏場は虫の被害があると思いますので屋外で使える虫よけスプレー」

災害時に大切な子どもたちへのケア。普段の関りから生まれた意見に新たな気づきもあったようです。

■熊本県学童保育連絡協議会・神田公司会長
「子どもたちが怖がるというか気持ちの動揺を抑えることが大きいと思います。そのための非常用持ち出し袋の意味がある」