21日かけ500キロ歩く 天草八十八ヵ所霊場の復興10周年記念の歩き遍路
天草八十八ヵ所霊場の復興10周年を記念した歩き遍路が行われます。
歩き遍路の実施に先立ち3月、天草市にある一番札所の明徳寺で記者会見が行われました。天草島内には江戸時代から四国八十八ヵ所霊場を模した様々な霊場があり、昭和30年代まで天草上島や下島、大矢野島をめぐる各コースがありましたが、その後、途絶えました。2014年、地域振興や交流人口の増加を目的に、寺院などの協力を得て天草八十八ヵ所霊場「感謝の遍路」として復興しました。
今回は、復興10周年を記念して歩き遍路のガイドをする先達会の代表の池田義保さん(80)、天草市五和町にあるプロレス殿堂館リングサイド館長のストロング永田さん(72)、佐賀県のシンガーソングライター、眞柄征侑さん(72)の合計年齢224歳の3人が遍路に参加します。
3人は4月18日から5月8日まで、21日をかけて約500キロを歩くということです。