"猫の島"で「宝探しの冒険」 制限時間に島内のチェックポイントを回り得点を競う
猫の島として有名な上天草市の離島・湯島で地図を持って指定されたポイントを回るスポーツ、ロゲイニングの大会が初めて開かれました。まるで「宝探しの冒険」。その内容とは…。
4月27日、人口250人の上天草市の離島・湯島には大勢の人たちが。その理由は…。
「3,2,1,スタート!」
オーストラリア発祥のスポーツ、「ロゲイニング」です。
地図を頼りにチェックポイントを回り、得点を競います。今回、制限時間は3時間に設定されました。地元の地域おこし協力隊や住民などでつくる実行委員会がクラウドファンディングを活用し初めて開催。22チーム64人が参加しました。
周囲約4キロの湯島。参加者が苦戦していたのが、島の急な斜面です。
■参加者
「結構急な坂で疲れます」
しかし、ここを登り切らなければチェックポイントにたどり着きません。
■参加者
「楽しい~」
「宝探しみたいで楽しいです」
34あるチェックポイントでチーム全員で写真を撮るとポイントが加算。難易度が高いところほど、高得点となっています。「猫の島」ならではの「猫」というチェックポイントもあります。
中には、寄り道をして島民と一緒に釣りを楽しむ参加者も。
■チームメート
「まいったなぁこれは(笑)」
3時間の冒険も無事終了。優勝チームは、制限時間を半分残し、全てのチェックポイントをクリアしました。
■優勝者
「またゆっくり来たいと思います」
■参加した子ども
「疲れました。足が痛い」
■熊本市から参加
「心がすがすがしい感じで楽しかったです」
■発起人 東濱博子さん
「素晴らしい美しい湯島を、もっともっと一人でも多くの人に知ってもらいたいというのがテーマ」
頭脳、体力、チームワークが求められるロゲイニング。大会を通して、湯島の魅力も伝わったようです。