熊本県の木村副知事退任へ 自民党県連から知事選への立候補要請
熊本県の木村敬副知事は4日、報道各社に対し副知事を近く退任することを明らかにしました。
木村副知事は先月27日、自民党県連からことし3月の県知事選挙への立候補を要請されていました。4日朝、副知事はKKTの取材に対し「年末年始色々な方に相談をして家族や親族とも相談をして方向性は固まりつつあるが、まだ現職の公務員なのでまずは身分を綺麗にした上で政治の話をしたい」と語っていました。
木村副知事は5日に会見を開いて退任の理由を説明し、9日に県知事選への対応について明らかにする見通しです。
副知事は東京都出身の49歳。蒲島知事の東京大学教授時代の教え子で、2012年から2016年まで総務省から県に出向し総務部長などを歴任。2020年10月に副知事に就任しました。