【熊本県知事選】蒲島知事「後継指名しないが木村氏を県民に強く推薦したい」
28日夜に開かれた自民党山鹿支部の講演会には、蒲島知事や県知事選に立候補を表明している木村敬氏などが出席しました。蒲島知事は講演の中で、4期16年の県政を振り返った後、県知事選に触れ、「新しい知事は県民が政策を聞いて選ぶべき」とした上で、次のように話しました。
■蒲島郁夫知事
「後継者指名はしないが、私の夢を最も理解してくれる木村くんを県民の皆様に強く推薦したいと思います」
講演会の後、取材に応じた蒲島知事は、過去に経験した東京大学法学部時代の教授選考を例に挙げ、「前任の教授は次の後任の教授を推薦できるが、『後継者指名』にあたるような1票を投じる選考委員会には入ることはできない」と説明。「推薦」は「後継者指名」にはあたらず、告示後、選挙活動でマイクを握るなど応援することはないという考えを示しました。
熊本県知事選にはこれまでに、木村氏のほかにも前の熊本市長の幸山政史氏、建設会社社長の毛利秀徳氏、私立高校教員の宮川一彦氏がいずれも無所属で立候補を表明しています。
熊本県知事選は3月7日告示、24日投開票です。