つまずいた弾みに散弾銃発砲→男性2人に当たる事故 カラス駆除の現場から中継
天草市でカラスの駆除をしていた男性が撃った散弾銃の弾が別の男性2人に当たる事故がありました。2人は命に別条はないということです。現場から中継でお伝えします。
【中継】
(洲﨑湧貴記者)
天草市五和町手野に来ています。すぐそばには住宅や果樹園などが点在していて、午後5時頃まではカラスの鳴き声も聞こえていました。交差点付近で散弾銃による事故が起きました。
警察によりますと11日午前9時半前、散弾銃でカラスの駆除をしていた77歳の男性が撃った弾が70代と60代の男性に当たりました。70代の男性が後頭部と左肩を負傷して搬送され、60代の男性は左手や太ももを負傷しましたが、2人とも意識はあり命に別条はないということです。
県猟友会天草支部などによりますと、4人でカラスを駆除していた際、77歳の男性がつまずいた弾みに散弾銃が発砲され、2人に当たったということです。4人は猟銃の免許を持っていて、天草市が農業団体から柑橘類を狙うカラスの駆除を要請され、地区の猟友会に見守りを依頼していたということです。
現場付近は朝から天気も良く、視界も良かったといいます。警察は業務上過失傷害の疑いも視野に当時の詳しい状況を調べています。