新潟から3日かけ阿蘇に 南阿蘇鉄道の新車両が鉄道ファンに見守られ到着
熊本地震で大きな被害を受け、去年7月に全線再開した南阿蘇鉄道に新たな車両が仲間入りです。全国の鉄道ファンに見守られ24日、阿蘇に到着しました。
24日、南阿蘇村の立野駅に登場したのは、南阿蘇鉄道の2両の新車両です。老朽化した車両の更新のためにやって来ました。
■福岡から訪れた男性
「去年入った車両とはまたデザインが変わった感じで、これはこれで格好いいなと思っています」
24日、南阿蘇村の立野駅に登場したのは、南阿蘇鉄道の2両の新車両です。老朽化した車両の更新のためにやって来ました。
■福岡から訪れた男性
「去年入った車両とはまたデザインが変わった感じで、これはこれで格好いいなと思っています」
新潟県の工場で一から組み立てられた車両。21日に出発し、機関車で運ばれました。途中、福井県の越前花堂駅を通過する姿も。鉄道ファンにも見守られながら、3日かけて、24日未明、熊本へ。
■熊本市から来た男性
「地域に愛される路線になってほしいですね」
車両はファンに見送られながら立野駅を出発。高森駅を目指し雪原の中を走り抜けます。そして、無事に高森駅に到着しました。
気になるのはこのデザイン。実は南阿蘇鉄道のロゴマークの「N」が描かれています。
■ファン
「地震から立ち直って、どんどん南阿蘇鉄道が新しくなっているという実感が湧きますね」
「雪景色に映える白と赤のいいデザインの車両を入れたなと思います」
新しい車両は内装工事などを経て、早ければ2月中に運行を始める予定です。