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寒の入りの伝統行事「寒詣で」大正時代から続く早朝の天突き体操

2024年1月6日 15:50
寒の入りの伝統行事「寒詣で」大正時代から続く早朝の天突き体操

6日は二十四節季のひとつ「小寒」です。天草市河浦町の神社では、伝統行事の「寒詣で」が行われました。

一町田八幡宮の寒詣では、心と体を鍛える行事で、大正時代から100年以上続いています。

午前6時前、田代隆二宮司が吹くホラ貝を合図に、約30人が99段の石段を上って境内に集まります。

そして両手を突き上げる「天突き体操」と船の櫓をこぐような「櫓漕ぎ体操」をして、この1年の無病息災を祈願しました。

■参拝者
「健康第一で頑張ろうと思う」
■小学4年生
「今年は勉強やテストやスポーツを頑張りたい」

6日朝、熊本県内の最低気温は、天草市牛深で11.2℃など、各地で平年より3℃から7℃高くなり、暖かい「寒の入り」になりました。