私服警察官につきまとい「おっパブ案内できます」客引きした疑いの男を現行犯逮捕
熊本市の夜の繁華街で、つきまとうなどして客引きをしたとして、飲食店従業員の男が16日夜、現行犯逮捕されました。男が声をかけたのは警戒をしていた私服の警察官のグループでした。
熊本県迷惑行為等防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区の飲食店従業員の男(30)です。警察によりますと、男は4月16日午後10時前、中央区下通の路上で、男性3人組につきまとうなどしながら「ガールズバー、ラウンジ、キャバクラ、おっパブ案内できます」、「10時までなら4000円です」などと声をかけ、客引きをした疑いです。
男が声をかけた3人組は繁華街対策で警戒をしていた私服警察官のグループで、その場で現行犯逮捕されました。
男は複数の店の客引きを請け負っていたとみられ、警察の調べに対し「客引きをしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。警察は、男が過去にも客引きをしていた可能性もあるとみて調べています。