知人女性にわいせつの逮捕・自衛官を停職8か月の処分 本人は退職申し出
陸上自衛隊第8師団は、知人女性にわいせつな行為をしたとして逮捕された自衛官を停職8か月の懲戒処分としました。
停職8か月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北熊本駐屯地の第42即応機動連隊に所属する上田健斗陸士長(23)です。
第8師団によりますと、上田陸士長は2021年5月に知人女性の下半身を触るわいせつな行為をした疑いで去年逮捕され、ことし2月、準強制わいせつの罪で起訴されました。
また大分県の演習場で泊まりがけの訓練をしていた2021年の5月と6月、宿泊施設の女性隊員の部屋に侵入し、スマートフォンで下着の写真を撮影したということです。
上田陸士長は「深く反省しております」と話し、依願退職を申し出ています。
第42即応機動連隊長の鈴木基数一等陸佐は「再発防止を徹底し地域・国民の皆様からの信頼回復に努めていきます」とコメントしています。