小型船から海に転落か 荒れた天草市の海上で73歳男性の遺体発見

26日夕方、天草市の海上で73歳の男性の遺体が発見されました。

遺体が見つかったのは、天草市有明町の須子漁港から約250メートル北東の沿岸部です。熊本海上保安部によりますと26日午後4時頃、漁協関係者から｢沖に船が乗り上げている｣と通報がありました。

座礁していた小型船に人影がないことから付近の海上を捜索したところ、通報から約1時間後に天草市に住む松本孝さん(73)を発見し、その場で死亡が確認されました。松本さんは、普段から1人で漁に出ることが多かったということです。

発見当時、波の高さは1.5メートルで海上は荒れていて、海上保安部は、松本さんが何らかの原因で海に転落した可能性が高いとみて調べを進めています。