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子どもたちも考える「熊本からの"恩返し"」石川の被災地派遣の町職員が講話

2024年2月19日 18:17
子どもたちも考える「熊本からの"恩返し"」石川の被災地派遣の町職員が講話
元日に起きた能登半島地震。熊本からできることはないか子どもたちも考えています。御船小学校では、被災地に派遣された町の職員の話を聞いて被災した人たちへ思いをめぐらせました。

19日朝、御船小学校を訪れたのは御船町役場の島田誠也さんです。
能登半島地震で被災した石川県の中能登町に先月派遣され、1週間復旧支援の業務にあたりました。
小学5年と6年の約120人に被災地の現状について話した島田さん。熊本地震の際には御船町が中能登町から支援を受けたことも伝えました。

■御船町役場・島田誠也さん
「御船町はこれからも能登半島地震の被災地のためにできる限りの行動を続けていきたいと思っています。皆さんも被災地のために出来ることを考えて行動に移して欲しいと考えています」

実は被災した人々のためにできることを話し合い、校内で募金活動を行っていた御船小の子どもたち。
幼い頃に熊本地震を経験した5、6年生はみんなと意見を交わし、能登半島地震で被災した人々に思いを寄せました。

■参加した児童
「石川県の人々が熊本が被災したときに支援で助けてくれたからその恩返しとして今私たちに出来ることを考えようと思いました」
「今計画中なのは手紙を書いて元気づけたりすることです。元気になって欲しいしちょっとでも早く復興して欲しいと思います」
「地震に負けずに頑張ってください(と伝えたい)」

御船小学校では、来週にも被災地宛ての応援メッセージを書く予定だということです。