「熊本豪雨の恩返しを」くま川鉄道が能登半島地震で被災「のと鉄道」の鉄印を販売
くま川鉄道で15日から販売が始まったのは「のと鉄道の鉄印」です。鉄印とは、いわゆる神社の「御朱印」の鉄道版です。
石川県の能登半島にある第3セクター、のと鉄道は、1月1日に発生した地震で線路が歪むなどして全線運休を余儀なくされ、今も一部区間が運休しています。のと鉄道の鉄印は、地震を受けて、同じ第3セクターの全国の鉄道会社で販売を始めました。売り上げは、手数料を除いてのと鉄道の支援に充てられるということです。
■くま川鉄道企画営業課 下林孝課長
「のと鉄道の支援も含めて、鉄印の販売をしようと、くま川鉄道も手を上げて販売をした」
■購入した人
「将来、復興した後に乗ってみたい。今は支援という形でここで購入したがまた乗りたい」
4年前の熊本豪雨で被災し全国から支援を受けたくま川鉄道。恩返しをする思いで取り組んでいます。
■くま川鉄道企画営業課 下林孝課長
「なにか支援ができないか、私たちも色んな鉄道会社に支援をいただいた。何かお返しができないかと思った。」
のと鉄道の鉄印は、くま川鉄道の人吉温泉駅とあさぎり駅で購入することができるということです。
また、全線で運休が続いていたのと鉄道ですが、15日に一部区間で運行を再開したということです。