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「大麻グミ」過去に販売していた疑いある熊本市の店舗に立ち入り検査

2023年12月6日 19:06
「大麻グミ」過去に販売していた疑いある熊本市の店舗に立ち入り検査

食べた人に健康被害が出ているいわゆる大麻グミ。九州厚生局麻薬取締部と熊本県は、過去に販売していた疑いがある熊本市の店舗に立ち入り検査を行いました。

■福島尚輝記者
「午後5時過ぎです。麻薬取締官が店に入っていきます」

九州厚生局麻薬取締部と県による立ち入り検査を受けたのは、熊本市中央区下通の飲食店です。九州厚生局麻薬取締部によりますと、この店では健康被害が確認されている合成化合物HHCHを含む、いわゆる大麻グミを過去に販売していた疑いがあるということです。

大麻グミ販売をめぐる立ち入り検査は県内で初めてで、HHCHを含む疑いがある商品が見つかった場合、成分を調べるための検査命令が出されます。HHCHをめぐっては、厚生労働省が11月22日に指定薬物に追加し、12月2日から販売や所持・使用・流通が禁止されています。