【交通渋滞】「時差出勤に緩和効果」熊本県知事 朝の熊本市中心部交差点で車が5.5%減少
渋滞解消を目的とした時差出勤や在宅勤務には、熊本県と熊本市、それに九州フィナンシャルグループと傘下の肥後銀行が取り組んでいて、9月は1日平均4086人が参加しました。
熊本県は9月、時差出勤を行った平日の1日を対象に、朝の通勤時間帯に熊本市内の主要な交差点を通過する1時間あたりの車の数を前年の同時期と比較調査しました。(今年9月6日と去年9月8日の午前7時~9時)
その結果、去年の同時期と比べ、水道町交差点で約5.5%、保田窪北交差点で約1.8%、浄行寺交差点で約1.3%減少しました。
■熊本県 木村敬知事
「県と熊本市で4000人、パーセンテージでいくと(熊本市の就業者の)2%に満たないメンバーの取り組みで、これだけピークの削減効果がある。一定の渋滞緩和にはつながると思っている」
熊本県や熊本市などは時差出勤の取り組みを続ける方針で、今後は菊陽町や益城町など周辺自治体と協力したい考えです。