「車が7%減少」熊本市職員の時差出勤「渋滞緩和の効果あり」民間にも協力呼びかけへ
■熊本市 大西一史市長(8日の記者会見)
「時差出勤の取り組みが、交通渋滞の緩和に効果があったと考えております」
熊本市が今年8月から実施している時差出勤では、混雑のピーク時間をずらすため、午前7時半までに、もしくは午前8時半以降に登庁するよう職員の通勤時間を分散しています。
大西市長は8日の記者会見で、時差出勤に参加した熊本市職員は、1日平均で8月は3073人、9月は2535人だったと述べました。
また、市役所近くの交差点を通る車の台数を9月に調べたところ、午前8時から午前9時までに通過する台数が、去年の同じ時期と比べて約170台、率にして7%減少したと話しました。
これについて大西市長は、通勤時間の交通渋滞の緩和に「一定の効果があった」とした上で、次のように述べました。
■熊本市 大西一史市長
「近隣自治体や他の民間企業にも協力をお願いしながら、さらなる取り組みの拡大を図ってまいりたい」
大西市長は、引き続き市職員の時差出勤を続けるとともに、民間企業にも協力を呼びかける考えを示しました。