熊本県内の主要渋滞箇所10減り273に 熊本市の「政令市ワースト」変わらず
熊本市の国土交通省熊本河川国道事務所で開かれた協議会では、渋滞対策や対策の効果について話し合いました。県内の主要渋滞箇所については、去年9月に公表された渋滞箇所283か所のうち、10か所が解除され、273か所が選定されました。
今回、解除されたのは、熊本市の国道3号四方寄町交差点や天草市の瀬戸大橋西側交差点などで、それぞれ植木バイパスや天草本渡道路の開通などで渋滞が解消したということです。
また、熊本市の主要渋滞箇所は174か所で、去年から1か所減りましたが、依然として県内の主要渋滞箇所の6割以上が熊本市に集中しています。政令指定都市の渋滞箇所数では、3大都市圏を除いて熊本市がワースト1位となっています。
さらにTSMC進出により、菊陽町のセミコンテクノパーク周辺では朝夕ともに約1キロの渋滞が発生しているということです。
■国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所計画課 横山朋弘課長
「引き続きハード、ソフト問わず、どんどん対策を加速して、渋滞対策には国、県、市、町みんな連携していければなと考えております」