東部・北東部は深刻化 熊本市の渋滞 改良行う交差点の場所や手法を年内に決定へ
会議には熊本県の木村敬知事や熊本市の大西一史市長などが出席し、TSMCをはじめ半導体関連企業の進出に伴い、熊本市の東部・北東部エリアは渋滞が深刻化しているとして、改良を行う交差点の具体的な場所や手法を年内に決定することを確認しました。
また、大西市長は、8月5日から16日まで本庁舎や区役所の職員約7000人を対象に行った「時差出勤」の取り組みについて報告しました。それによりますと、1日平均で3000人余りが、午前7時半から午前8時半までの混雑ピークをずらして出勤したということです。
■熊本市 大西一史市長
「交差点改良の実施が難しい。市内の中心部においても渋滞の緩和が期待できる」
その上で、会議では9月2日から30日まで、県と熊本市の職員合わせて1日4000人を目標に、時差出勤やテレワークを集中して推進することを決めました。
■木村敬知事
「時差出勤などはまず職員の意識や働き方改革への効果が考えられるが、渋滞状況についても無理のない範囲で県庁周辺でどういったことが起きたか調査したい」
木村知事と大西市長は、交通渋滞について、19日の会議とは別に、2回目となるトップ会談を年内に開く予定です。