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今年は品質も良く出荷量も去年の4.3倍 熊本県産のノリの初入札

2023年12月11日 18:29
今年は品質も良く出荷量も去年の4.3倍 熊本県産のノリの初入札

11日朝、熊本県産のノリの初入札が行われました。今年は品質も良く出荷量も去年の4.3倍ほどとなりました。

今シーズンは10月にノリの種付けがあり12月上旬から収穫が始まりました。

11日朝、熊本市西区の熊本県漁連ではノリの初入札が行われ、県内の14漁協が前年の4.3倍ほどとなる約5900万枚を出荷しました。

会場では全国から集まった57業社約250人が、色づきや香りなどことしのノリのできばえを確かめていました。

栄養塩不足などによる2022年の記録的不作から一転、今年は海の環境に恵まれ、色づきも良くタンパク質量やうまみ成分が多いということです。

■県漁連 海苔貝類生産指導部 竹本十二部長「気象、海況にことしは恵まれたなというところ。(ノリは)冬しか採れない産物なのでおいしく食べてほしい。」

入札会は来年4月まで県漁連は今シーズン8億枚、92億円の売り上げを目指しています。