今年は品質も良く出荷量も去年の4.3倍 熊本県産のノリの初入札
11日朝、熊本県産のノリの初入札が行われました。今年は品質も良く出荷量も去年の4.3倍ほどとなりました。
今シーズンは10月にノリの種付けがあり12月上旬から収穫が始まりました。
11日朝、熊本市西区の熊本県漁連ではノリの初入札が行われ、県内の14漁協が前年の4.3倍ほどとなる約5900万枚を出荷しました。
会場では全国から集まった57業社約250人が、色づきや香りなどことしのノリのできばえを確かめていました。
栄養塩不足などによる2022年の記録的不作から一転、今年は海の環境に恵まれ、色づきも良くタンパク質量やうまみ成分が多いということです。
■県漁連 海苔貝類生産指導部 竹本十二部長「気象、海況にことしは恵まれたなというところ。(ノリは)冬しか採れない産物なのでおいしく食べてほしい。」
入札会は来年4月まで県漁連は今シーズン8億枚、92億円の売り上げを目指しています。