熊本市の新庁舎 早ければ2028年度に工事着手 耐震性不足指摘で建て替え方針
熊本市は2日、耐震性不足が指摘され建て替えを検討している新庁舎について、早ければ2028年度に工事に着手する見通しを示しました。
熊本市は、本庁舎をNTT桜町ビルの敷地へ、中央区役所を花畑町別館跡地に移転する方針を示しています。これについて熊本市は、2日の市議会特別委員会で、早ければ2028年度に工事に着手する見通しを示しました。
また、市は、国の合併推進債を活用し、財政負担を約136億円軽減するためには、今年度中に新庁舎の実施設計に着手する必要があると説明しました。その上で、実施設計などを業者に一括発注するための費用として、約18億8000万円を今後の支出の上限としてあらかじめ決めておく債務負担行為として補正予算案に計上し、3日に開会する定例市議会に提出することを報告しました。