「身に覚えありません」小学校に侵入し上履き43人分盗んだ罪に問われた男 起訴内容を否認
警察が押収した上履き
今年3月、熊本市の3つの小学校に侵入し、上履き合わせて43人分を盗んだ罪に問われている千葉県の男の初公判が2日、熊本地裁で開かれました。男は「身に覚えがありません」と起訴内容を否認しました。
建造物侵入と窃盗の罪に問われているのは、千葉県の無職・光澤昇聴被告(44)です。起訴状によりますと、光澤被告は今年3月、熊本市内の小学校3校に侵入し、上履き合わせて43人分を盗んだとされています。2日の初公判で光澤被告は「身に覚えがありません」と起訴内容を否認しました。
検察側は、光澤被告の自宅から盗んだ上履きの一部が見つかっていることや、成田・熊本間の航空券の購入履歴が確認されたこと、被告の携帯から被害にあった小学校のホームページにアクセスした形跡が残されていたことなどを指摘しました。