"投書箱"への意見放置した人吉市 さらに手当申請の受け付け放置など不適正処理2件
人吉市は17日、特別児童扶養手当の申請の受け付けを放置するなど、不適正な事務処理があわせて3件あったことを市議会全員協議会で報告し謝罪しました。
人吉市が報告したのは、4月から5月にかけて発覚した不適正な事務処理3件です。
このうち1件は、先日発覚した「ひらめき箱」に寄せられた市民からの意見や要望を担当職員が、約2年間にわたり39件を放置していたものです。
2件目は、県に提出する特別児童扶養手当の申請書を1年間忘れていたというものです。3件目は、日本遺産や文化財に関わる2つの協議会で、規約に定められた総会を3年間一度も開催しなかったというものです。
市では、意見を放置していた問題について、「ひらめき箱」担当職員が意見に対応する課との調整がうまくできないことを重圧になったと報告しました。また特別児童手当の問題では、申請者の不利益にならないよう対応したいなどと話しました。