「監督指示で自分だけ練習着支給されず」東海大星翔高サッカー部元コーチが学校提訴
東海大星翔高校サッカー部のコーチをしていた男性が監督からのいじめを受けた際に学校が適切な対応をしなかったとして裁判を起こしたことが分かりました。
裁判を起こしたのは2015年4月から5年間東海大星翔高校に体育教員として在籍し、サッカー部のコーチをしていた男性です。訴状によると男性は、2019年度の間にサッカー部員と指導陣に支給される練習着などが監督の指示で自分にだけ支給されなかったと主張しています。また、監督から挨拶や会話を無視され避けるような行動をとられたと訴えています。
男性はこれらのいじめを他のコーチに相談したものの改善せずしばらく放置状態だったことや、いじめが発覚したあと学校の調査や対応が不十分だったことをあげ、高校を運営する学校法人東海大学に対し230万円あまりの賠償を求めています。
東海大学はKKTの取材に対し「訴状は届いているが係争案件なのでコメントは差し控える」としています。