阿蘇で冬支度 冬場の家畜のえさを備蓄 干し草積み上げる「草小積み」
阿蘇の草原で冬支度が始まりました。冬場の家畜のえさとなる干し草を積み上げる「草小積み」が作られました。
草小積みは、冬場の家畜のえさとなる草を刈り取り、積み上げておく農家の冬支度です。5日は、阿蘇市小倉と西小倉の区長など7人が、標高約870mにある牧野にススキやササなどで、草小積み1基を作りました。
草小積みは、秋から冬にかけての阿蘇の風物詩でしたが、最近では畜産農家の減少や大型機械の普及などでほとんど見られなくなってきています。
■小倉地区 井野修三区長
「近くにミルクロードという素晴らしい道路もありますから、観光客が何だろうかと来てくれたら非常に私たちも満足」
草小積みは、来年2月頃まで見ることができます。