高さ30mで消火活動 天守閣からの出火を想定し熊本城で消防訓練 文化財防火デー
訓練に参加したのは、中央消防署と地元の消防団、熊本城の職員など約80人です。天守閣の1階から火災が発生したという想定で、逃げ遅れた人の救出や、はしご車を使い、高さ約30メートルから天守閣に水をかける訓練も行いました。
■中央消防署 本田淳消防指令
「世界に誇るものを災害から保護して被害の軽減を図ることを目的としています。今後もこういった訓練を重ねていきたいと思います」
■熊本城総合管理事務所 野口嘉久さん
「もし火災が発生した際には、まず第一に観光客の避難誘導。そういったところを心がけて、常にスタッフと協力しながら対応していきたいと思っています」
熊本城総合管理事務所では、今後、海外からの観光客向けに多言語での避難誘導についても検討する方針です。