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【インバウンドにも期待】完成した熊本の海の玄関口に国際クルーズ船が寄港

2023年9月29日 18:00
【インバウンドにも期待】完成した熊本の海の玄関口に国際クルーズ船が寄港

熊本の新たな海の玄関口として、28日に完成式典が開かれた「くまモンポート八代」。国際クルーズ船の寄港がさっそく始まっている中、29日は、朝から来ていた飛鳥Ⅱが出港しました。現在の様子を、平井友莉アナウンサーが中継で伝えます。

■平井友莉アナウンサー
10分ほど前に出港した豪華客船・飛鳥Ⅱ。全長は241メートルで、まだ船体が大きく見えます。夕日に向かって進む姿は勇壮です。
くまモンポート八代では、国際クルーズ船の受け入れが始まり、早速28日から大型客船が寄港し始めています。

新型コロナの影響で制限が続き、28日からようやく本格的に受け入れが始まったくまモンポート。28日夜はロイヤル・カリビアン社のクルーズ船が到着し、1200基のドローンショーや、1500発の花火で乗客をもてなしました。

そして29日の朝に寄港したのは飛鳥Ⅱです。全長241メートル、幅は最大で約30メートルある国内最大級のクルーズ船です。くまモンや地元の園児などが出迎え、八代特産のイグサが送られました。
飛鳥Ⅱは、約10時間停泊し、港では火縄銃の披露なども行われ、午後5時過ぎに出港。太鼓の演奏とともに多くの人たちに見送られながら神戸へ向かいました。

Q港はどんな様子でしたか?

■平井友莉アナウンサー
飛鳥Ⅱの乗客に聞きましたが、日中は天草に向かい、イルカウォッチングに行ったそうです。
残念ながらイルカは見られなかったということですが、熊本を楽しんだと話していました。
また、ポーランドから来た乗客は『初めてくまモンを見た。とても可愛かった』と話していました。

今年は、来週もう1隻、中国から寄港します。中国が団体旅行の規制を緩和して初めての熊本へのクルーズ船です。

また熊本県によりますと、来年に向けても多数の問い合わせがきているということです。熊本の新たな海の玄関口、さらに盛り上がりを見せそうです。