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熊本豪雨で流失した沖鶴橋の架設に着手 今回架けた橋桁は全長182mの橋の半分

2024年6月10日 12:19
熊本豪雨で流失した沖鶴橋の架設に着手 今回架けた橋桁は全長182mの橋の半分
2020年の熊本豪雨で流失した球磨村の沖鶴橋の橋桁を架ける作業が始まりました。

熊本豪雨では、球磨川に架かる10の橋が流失しました。人吉市の西瀬橋が復旧したほかは、現在、復旧工事が行われています。

5日、球磨村の沖鶴橋の橋桁を架ける工事が行われました。大阪で作られ、球磨村の現場で組み立てられた幅6.2メートル、長さ約90メートルの橋桁が、川の中ほどに建てられた橋脚に向け、毎分1メートルの速度で押し出されました。

今回、架けられた橋桁は、沖鶴橋の全長182メートルのうち右岸側の約半分です。残りは今後、新たに90メートルほどの橋桁を組み立て、秋頃には架けるということです。