「今年も大豊作」露地栽培ビワの出荷が始まる
初夏の味として人気の露地栽培のビワの収穫と出荷が天草郡苓北町で始まりました。
天草地方では温暖な気候を利用して露地もののビワの栽培が行われています。
JAれいほく管内では、4戸の農家が3ヘクタールで「長崎早生」と「茂木」の品種を栽培していて、今収穫しているのは長崎早生種です。
収穫は4月下旬から始まり、坂西庄三さんの果樹園では鳥や霜の害などから守るために、ビワにかぶせられた袋の中を確認しながら熟したものを収穫していました。
■坂西庄三さん「きれいに熟しています ことしも大豊作です」
今年のビワは、暖冬傾向で順調に生育していたところ、3月から4月にかけての雨で日照不足などの影響が心配されましたが、5月に入ってから天候に恵まれ、玉太りがよく甘く美味しいビワができているということです。
出荷は5月いっぱい続き、JAれいほくは熊本市内へおよそ2.5トンの出荷を見込んでいます。