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バンクは全国主流の400mに 地震で被災した熊本競輪場 プレオープン前に施設公開

2024年6月7日 19:33
バンクは全国主流の400mに 地震で被災した熊本競輪場 プレオープン前に施設公開
熊本競輪場
熊本地震で被災した熊本競輪場のプレオープンを前に7日、施設の内部が報道陣に公開されました。

■花木瞳記者
「熊本地震から8年、熊本競輪場が生まれ変わりました」

熊本城をイメージしたという熊本競輪場。7日、報道陣に施設の内部が公開されました。熊本競輪場は、8年前の熊本地震でバンクに亀裂が入るなどの被害を受け、熊本市が約53億円をかけて再建しました。

新しくなったバンクは、これまでの500メートルから全国で主流の400メートルに変更されました。収容人数は、インターネットの普及で来場者数が減少していたことから、1万2000人から4000人になりました。

このほか、スタンドの3階には冷暖房完備の有料の特別観覧席を新設したほか、畳敷きのグループ席もあります。

■熊本市経済観光局スポーツ・イベント部競輪事務所 西真一郎所長
「地域のみなさんや、これまで来たことがない方にたくさん来ていただいて、皆さんに愛される施設というのを目指していきたいと思っております」

熊本競輪場は6月15日にプレオープンし、場外レースの発売が始まります。7月20日には、8年ぶりとなるレースが予定されています。