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【バドミントン】「負けられない」大一番に臨む再春館のシダマツペアが意気込み語る

2024年2月2日 19:24
【バドミントン】「負けられない」大一番に臨む再春館のシダマツペアが意気込み語る
バドミントンの実業団日本一を決めるS/Jリーグの熊本大会が3日、八代市で開かれます。2連覇に向けて大一番に臨む再春館製薬所のエース、シダマツペアが大会への意気込みを語りました。

益城町にある再春館製薬所のサクラリーナ。練習していたのは、今年のパリオリンピック出場をかけた選考レースのため国際大会への出場が続く志田千陽・松山奈未のシダマツペアと、山口茜選手です。地元での大一番に向け、練習に打ち込んでいました。

実業団日本一を決めるバドミントンS/Jリーグ。12チームが6チームずつ2つのブロックに分かれ、ダブルス2試合とシングル1試合の総当たり戦に挑みます。そして、各ブロックの上位2チームが優勝を決めるTOP4トーナメントにコマを進めます。

2連覇を狙う再春館製薬所は、2日の時点でブロック3勝1敗。すでに4勝しているチームが2つあるため、TOP4トーナメント進出には最終戦の熊本大会で勝つことが絶対条件です。その相手は、ブロック負けなしの4勝をあげている東京のBIPROGYです。

去年の全日本実業団バドミントン選手権大会決勝では、即席ペアを相手に思い通りのプレーができず勝ち星をあげられなかったエースのシダマツペア。激戦のオリンピック選考レースを2人で乗り越えてきた自信を胸に、3日の大会に挑みます。
■志田千陽選手
「自分たちは絶対に負けられない立場だということは自覚しているので、気負い過ぎず、内容にこだわらず、とにかく1勝を持って帰ってくることが自分たちの役割だと思う」

■松山奈未選手
「今までの伝統とか、先輩たちが築いてきてくれたチームを絶対TOP4トーナメントに連れていきたいと思うので、自分たちは負けられない戦いになる」

そんな再春館にはうれしい知らせも。けがに苦しみ、去年1年間のほとんどをリハビリに費やしていた元日本代表の郡司莉子選手が実戦に復帰しました。今回の会場は、高校時代に全国制覇を果たした思い出の場所。出場の機会に恵まれれば躍動が期待されます。

再春館製薬所が総力戦で挑むS/Jリーグ熊本大会は、八代市のトヨオカ地建アリーナで3日正午、試合開始です。