【選手権にも出場】大津高校サッカー部 23日から活動再開 いじめ問題で活動自粛
いじめ問題で活動を自粛していた熊本県立大津高校の男子サッカー部について、高校は20日、10月23日から活動を再開すると発表しました。全国高校サッカー選手権熊本大会にも出場する予定です。
大津高校の高野寛美校長は、20日夜の記者会見で、男子サッカー部の23日からの活動再開と、10月29日に初戦が行われる全国高校サッカー選手権熊本大会に出場する予定であることを発表しました。
この問題は、2022年1月、当時1年の生徒が先輩にあだ名をつけたとして謝罪を強要され、全裸で土下座する様子を撮影されたものです。
男子サッカー部は10月7日から活動を自粛し、部の顧問とクラスの担任が全部員約230人と面談し、過去にいじめを受けていないかなどの聞き取りを進めてきました。その結果、新たに容姿をからかう行為があったことが分かりましたが、本人の謝罪があって指導も行い、解決したということです。
また、記者会見では、平岡和徳総監督が当面の間指導を自粛し、山城朋大監督が退任することが発表されました。後任の監督には宮﨑祐介顧問が就任します。
これは、サッカー部の保護者会でも報告されました。